ミラノデザインウィークレポート・・・その③
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
毎年4月にイタリアで開催されている《ミラノデザインウィーク》、
視察に行って参りましたので、何回かに分けてご報告させていただきます。
今日は、椅子張地でお世話になっている企業をはじめ、
ファブリックブランドのイベントをご紹介します。
=============CHRISTIAN FISCHBACHER==============
200周年ということで、とても華やかなインスタレーションでした。
新柄に合わせ、数多くの花たちが出迎えてくれるシチュエーションは
記憶に残るモノでした。
壁面には歴代CEOの写真が飾られていて、
ご家族で長く、一流のモノづくりをされていることに感嘆します。
==============川島織物セルコン==============
今年初出展の川島織物セルコンは、リッタ宮での展示でした。
琳派の画家で工芸デザイナーでもあった神坂雪佳が、
川島織物セルコンのためにデザインした「百花」を、
グラフィックデザイナーの廣村正彰氏がディレクションしたインスタレーションです。
リッタ宮の雰囲気にマッチし、より華やかな印象に。
===============KVADRAT================
KVADRA(クヴァドラ)は、今年もフィエラ会場内での展示でした。
KINASANDやFEBRIKに加え、今年からSAHCOもグループに。
それぞれのブランドごとに仕切られた空間をつくり、
特徴のある個々の世界観を表現していました。
=============GASTON Y DANIELA=============
張地が好評のガストンダニエラは、市内のショールームを視察。
コンパクトですが、リビング提案やVPコーナーなどバランスが良く
真似したくなるディスプレイも・・・
===============marimekko===============
会場は、秘密基地!?を思わせる、路地裏のレトロなアパートの2階でした。
壊れそうな(ゴメンナサイ!)螺旋階段を上ると、一挙にマリメッコの世界に。
使用イメージがリアルに伝わる展示でした。
マリメッコで活躍された石本藤雄さんデザインのONNIも。
(先日の表参道での石本さんの個展も、マリメッコのものが多く展示されていて
見応えがありました。)
家具の見本市ならではの、ファブリックの展示会。
使用イメージがわかりやすく表現されていて、
見ていて、こう使ってみたいな、とか、このアレンジはこう生かしたい、
など、想像力をより掻き立てられますね。