ミラノデザインウィークレポート・・・その①
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
毎年4月にイタリアで開催されている《ミラノデザインウィーク》、
視察に行って参りましたので、何回かに分けてご報告させていただきます。
世界でも1・2を争う家具の展示会《ミラノデザインウィーク》、
ミラノ郊外にある広大なフィエラ会場で行われる〈ミラノサローネ〉と
同じ時期に市内の様々な場所で行われる〈フオーリサローネ〉を
総称して〈ミラノデザインウィーク〉と呼んでいます。
今年のカリモクは、会場と市内に合わせて5箇所出展していました。
今日は、その5箇所をご紹介します。
============KNS/フィエラ会場============
フィエラ会場では、昨年に続きKNS(カリモクニュースタンダード)を展開。
「未完成」「不完全」をテーマとしたブースは、
クリエイティブディレクターのダヴィット・グレットリ氏によるもの。
下地がむき出しの壁面など、きれいにつくることが当たり前の会場内では、
かえって人目を惹いていました。
==========KNS/フオーリ会場(ミラノ市内)==========
〈プライベートハウス〉と名付けられた、実際の邸宅を使った展示。
視察した日は天気にも恵まれ、庭にいてもテラスハウスにいても、
新緑やからっとした空気がとても心地よく感じました。
=========KNS × SANWA/フォーリ会場(ミラノ市内)=========
キッチンメーカーのサンワカンパニーとKNSとのコラボレーション出展。
KNSらしい柔らかいラインとミニマム感が表現されています。
==========KUNST/フオーリ会場(ミラノ市内)==========
昨年までの黒をメインカラーに据えたスタイリングとはガラッと異なり
ドレープを寄せた優しいベージュのカーテンやカーペットを背景に
上品で穏やかな設えに・・・
プロトタイプのダイニングや本革・ヌバックなどの張地の
バリエーションも紹介していました。
========PLAYSCAPE/フォーリ会場(ミラノ市内)========
デザイナーの小林幹也さんとのコラボレーションで実現した
庭や駐車場を使ったプレイスケープ(=公園)。
木材や布など家具に使われる素材を使用した遊具類は温かみを感じ
童心に帰って楽しまれる方が多くいらっしゃいました。
まだまだご覧いただきたい画像がたくさんありますので
少しづつご紹介していきますね。