英国デザインとモリスの魅力
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
今日は《英国デザインとモリスの魅力》とタイトルがついた
ピュアモリスの第二弾となる新作プレゼンテーションに参加してきました。
第二弾のピュアモリスは
ウィリアム・モリスが1871年にアイスランドを旅した日記から
インスピレーションを受け、アーカイブをリメイクしたもの。
コバルトブルーの空
黄色のポピー
山々に残る白い雪
モリスがアイスランドで初めて目にしたとされる景色の色合いも反映されているとのこと。
前半は、ロンドンでインテリアデザイナーとして活躍されている
澤山乃梨子さんのお話しでした。
ヨーロッパでのジャポニズムの流行から(万国博覧会での影響など)
なぜ日本でピュアモリスが人気なのか
(消え入りそうなパステルカラーのレンジを使うスウェーデンと
経年変化からくるワビサビや和室の空気感へのリフェクトなど)
といった、歴史的背景などのお話しが、とても面白かったです。
第一弾のピュアモリスに比べ、少し色がついたのが今回の特徴とのこと。
中でも、フェイドシーピンク(淡いピンク)とギルバー(優しいゴールド)の
2色がイチオシだそうです。
ふわりと掛けられていたPURE BRAMBLEという生地。
近寄ってみると、実の部分がメタリックな糸で刺繍されています。
奥行感や動きを感じました。
人気のFRUITも、PUREがつくと別物です。
描かれているフルーツは変わらないのに、抑えられた色みや
すっきりとした背景でこんなにも印象が変わるんですね。
ドマーニ日本橋にもモリスで設えた空間がありますが
この秋に新しいものに変更予定です。
またご紹介したいと思います。