未来のインテリアデザイナー!?

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


 


先日、JCD(日本商環境デザイン協会)の中の


SODA委員会(SEED OF DESIGN AWARDの略)の取組みで


都内のとある小学校にお邪魔してきました。


 


児童・生徒が共通のテーマのもとに自由にデザイン制作に取り組む、


そして完成した作品を専門家が 講評・評価し、


子供たちに新たな発見や発想の機会を見出させる・・・というのが


SODAの活動内容です。


 


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1時間目は、設計の先生たちの授業。


学校で使っている机や椅子の高さは


1年生と6年生でどれだけ違うか、というとても身近な話から、


イギリスのフィートと日本の尺は身体の一部からきているよ、とか


写真のように照明についてのレクチャーとか。


(電球色と昼光色で色が違って見えるのを確認し、


発表のときに自分たちでどちらが良いかを選んでもらうんです)


 


「電球は誰が発明したか知ってますか?」と聞くと


「エジソン!」と大勢が即答(みんな勉強熱心)。


その電球のフィラメントは日本の竹でできていて、


しかも京都産の竹でないとうまくいかなかったらしい、とか、


後ろで聞いている私も、とても勉強になりました。


 


その後、グループに分かれて自分たちで考えたお店を


様々な素材を使って手づくりします。


 


どんなお店なのか、


それには何が必要なのか、


どんなイメージなのか、


そのイメージを叶えるにはどのような方法があるのか。


 


限られた時間の中でみんなで協力しながら創りあげていきます。


 


生徒さんたちに混じって給食もいただきました。


自分の息子たちのときは、一緒に食べるなんてコトしなかったな。


 


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担当したグループの作品。


タイトルに"GCC"と付いていて、なんだ!?と思っていたら


GAMEやCDをお試しできるCAFEの略でした。


イマドキですね。


 


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どうしても床に水を流したいといって考えたのがこちら。


青い水代わりのビーズの上にアクリルを載せました。


こだわりって大事だな、と子供たちから教わりました。


 


色々な素材に触り、頭や手を動かすことで


空間をデザインすることが楽しいと感じてくれたら嬉しいです。


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