気になる美術館を覗いてきました
こんにちは、ドマーニ日本橋です。
お盆休みも終わり、そろそろ日常生活にも身体が慣れてきた
ころでしょうか?
お休み中はどちらかにお出かけになられた方も多いと思います。
ショールームスタッフは交代で休暇をいただくので
実はまだ夏休みらしい休みがないのですが・・・
そんな中、少し気になるイベントがありましたので
休日を使って覗いてきました。
まずは、目黒区美術館で行われている
「ジョージネルソン展~建築家・ライター・デザイナー・教育者」
という展示会。
ジョージ・ネルソンは、20世紀のアメリカの偉大なデザイナー。
ミッドセンチュリースタイルの家具を数多くデザインされたので
家具デザイナーかと思っていたのですが、
建築家や編集者、教育者としても活躍された方とのこと。
そんなジョージ・ネルソンがデザインした家具の展示がメインでしたが
編集者として培われたグラフィックデザイン(ポスターやカタログ・
企業のロゴなど)などの展示もあり、今見てもとても新鮮で、
素晴らしいものでした。
マシュマロソファ、ご覧になったことがある方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
「商売がなんであれ、どの会社にも独自のイメージがある。
言葉ではっきりと表現できないことがほとんどだが、会社にとっては
貴重な財産・・・」
とか、
「屋内と屋外の区別が曖昧になっている。壁がなければ
家具はどこからでも見える場所に置くほかない。
それゆえにシルエットが重視されるようになったのだ。」
など、氏が残したコトバも、とても興味深いものでした。
美術館で家具をみることって案外少ないのかな!?
などと思いながら、ミッドセンチュリーで満たされた空間を
堪能してきました。
そしてもうひとつ、
六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の
「建築家ガウディ×漫画家井上雄彦」展。
ガウディといえば、だれでも知っているスペインの建築家。
バルセロナの「サグラダ・ファミリア」はとても有名ですよね。
実は20数年前に、バルセロナで、このサグラダ・ファミリアを含む
ガウディの建築物を見る機会があり、そのときもかなりテンションが
あがったと記憶しているのですが・・・
今回、生い立ちに触れ、改めてその偉大さに言葉を失いました。
「SLAM DUNK」などの漫画で国民的人気の井上雄彦氏が
ガウディが生まれてから没後までの人生を表現、ガウディの当時の
建築図面や模型などと交互に展示されており、終わるころには
ガウディの最期を想い感極まるほど・・・
サグラダ・ファミリアの完成した姿は生きている間に見れないかな!?と
思っていましたが、最近2026年に完成予定と発表されました。
完成後、もう一度バルセロナに行ってみたいな・・・
おまけ。
そういえば、夏休みらしいコト、してました。(笑)
仕事を通じて知り合った、業界の諸先輩方に誘っていただき
熱海の海上花火大会を見てきました。
初めて船上(地元の漁船)から見る花火、
迫力満点で、今まで見た中で一番記憶に残る花火でした。
楽しかったなぁ・・・