FISBAの新作発表会に行ってきました

こんにちは、ドマーニ日本橋です。


 


昨夜は、椅子張地やベッドリネンでお世話になっている、


日本フィスバの秋冬の新作発表会に行ってきました。


 


行かれたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが(ちなみにプロ向けです)


フィスバさんの発表会は、目の前で説明をしながら大きなファブリックを


広げて見せてくださるんです。


 


今回も、スイス本社よりディレクターの


カミラさん(現CEOのマイケルフィッシュバッハさんの奥様です)がいらっしゃり、


ひとつひとつの特徴を説明しつつ、組み合わせやカーテンとしての掛け方の


提案をしてくださいました。


 


今回の秋冬のコレクションは、コンテンポラリーエレガントがテーマ。


トレンドのビンテージルックや、光沢感がゴージャスでデコラティブなデザイン、


そして都会的なアバンギャルドなどイメージも様々でした。


 


中で、個人的に気になったものをいくつか・・・


130.jpg


オーガンジー素材にクリップコード織りで、大きなオーナメント柄が描かれた『ポニー』


CIMG2086.JPG


↑ 裏面です。柄の縁にカットした糸が・・・見えますか?


 


刺繍の糸をカットする手法をクリップコードと言うそうですが


通常裏面に持ってくる糸のカット面を、手前(室内側)にすると新しい表情になるとの


説明がありました。


 


 


そして、写真は撮れなかったのですが


大幅のストライプ(ボーダー)がインパクトのある『ネフェルターリ』


規則正しいストライプではなく、すそ側に透けない面、上側に透ける面(オーガンジー)


がきます。


まさにテーマであるエレガントでコンテンポラリーな雰囲気です。


 


 


それから、今回とてもびっくりしたのが『ビニュー』という、全く新しいコレクション。


ペットボトル100%のリサイクル素材を使用したファブリックです。


(100%リサイクルというのは、初めて聞いたような気がします)


2年の歳月をかけ、ナノテクノロジーを駆使し開発されたこの素材、


疎水性や防汚性の効果が備わっているとのこと。


(繊維の状態での加工なので、後処理とは違い効果が持続するそうです。)


色も柄も多数用意されています。


 


190年続くクリスチャンフィッシュバッハ社の6代目が


次世代へ何が出来るか・・・との想いで開発したビニュー。


1メートルのファブリックには500ミリのペットボトル17本分が使われているそうです。


『世界中の人々が小さなアイテムを生活に取り入れることにより


エコ活動に参加することが出来ます。』と綴られていました。


 


我々も参考にして、何か始めたいなぁと痛感した夜でした・・・(^^)


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