テーブルウエアフェスティバル2019
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
毎年開催される「テーブルウエアフェスティバル」、
今年も東京ドームに見に行ってきました。
たくさん写真を撮ってきた中で、気になるものをご紹介します。
まずは《GERMAN TABLEWARE ~TRADITIONAL & MODERN~》
ドイツの逸品から日本初上陸のモダンなものまで
見ることができました。
入るとすぐに庭園風の設えがあり、
中央にはマイセンの高価なセットがコーディネートされています。
紹介されている食器類は、それぞれブランド名やシリーズ名、
そして価格などの表記があるのですが、
トータルしたらマンションが買えてしまいそうな金額にビックリ!でした。
マイセンのブルーオニオン。
元々は中国から渡ってきた柘榴の絵柄なのですが、
当時のドイツの方が玉ねぎと間違えたことに由来するそうです。
SIEGER BY FURSTENBERG(シーガー バイ フュルステンベルグ)の
MY CHINA!
カンネギーサー。
スポンジを用いた型でモチーフをスタンプする技法で
絵付けされています。
DIBBERN(ディバーン)のGOLDEN FOREST。
意図的にデザインを控えめにすることで、
ファインボーンチャイナの特徴を最大限に生かしているとのこと。
こちらも毎年必ずチェックする著名人のコーナー
《テーブルセッティングによる食空間提案》。
黒柳徹子さんと田川啓二さんのコーディネート。
テーマが「白露」とのことで、
切り子のグラスやクレマチス、麻の葉のお着物など
過ぎ行く夏を思い出すイメージでまとめられていました。
こちらは、雅楽師の東儀秀樹さんのコーディネート。
実は根っからのロッカーだそうで、
ドラムやご自身のギターなどが飾られていました。
ナイフレストがギターなのも、ちょっとユニークです。
こちらはタレントの小倉優子さん。
家具も食器もナチュラルな質感のものですが、
ベージュとグレーでまとめられているので、
どこかスッキリとした印象ですね。
そしてこちらは、一番意外で、とても好みだった
ラルクアンシェルのベーシストTETSUYAさんのコーディネートです。
出展されるのはお聞きしていたので、勝手にロック?ハード?な
イメージを想像していたのですが、
フランスのヴィンテージ家具にディーゼルの食器を合わせ、
壁には今話題のバンクシ―のラットを飾る・・・
気負いのない、ご自身の好みを反映させた
とても素敵なコーディネートでした。
《BOTANICAL TABLE ~ナチュラルな暮らしを愉しむ~》
ヘレンドのフォーシーズン。
ハンガリーの野に咲く四季の草花をモチーフにしているそうで
可憐でかわいい!
ロブマイヤー。
ホワイト×レッドですっきり+華やか。
レイノー、新作のトレゾーフルール。
彩度の高いピンク~オレンジのリネン類にすることで
木蓮が描かれたプレートのターコイズカラーが際立っていますね。
そして、こちらも毎年楽しみにしている《テーブルウエア大賞》。
こちらが今年の大賞作品です。
色味や質感の異なる様々なグレーが重なり合う中で、
ススキや萩の花が季節感を添えています。
そのほか、気になった作品を・・・
こちらは、ショールームでもよくご紹介させていただく
"ピュアモリス"を壁紙とブリッジランナーに使った作品。
お手製のコンセプトボードも同じ壁紙を使われていて
凝っていました。
最後に、ドマーニの商品を。
大倉陶園さんとコラボしたチェステーブル。
薔薇の模様が美しい陶板を、
クィーンズライフのテーブルにはめ込みました。
カガミクリスタル製の切子のグラスがチェスの駒・・・
本当に美しいです。
テーブルウエアフェスティバルは2月11日まで開催しています。
行かれる方は、ぜひノリタケ(大倉陶園)さんのブースも
ご覧くださいね。