家具・インテリアの基礎知識・・・椅子の話 その2

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


さて今回は、家具編の最後、


椅子についての強度や座り心地について、


カリモク独自の規格などのご紹介をしたいと思います。


 


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 ■家具強度について


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カリモク家具では、永年の経験の中から自社独自の強度保障の規格


「KGIS規格」をグループ製造メーカーの基準として設け、


永くお使いいただける家具づくりに努力してきました。


 


◆KGISの概略


接着強度・塗膜強度・表張り材強度・椅子耐久性・転倒性試験・耐震試験


各種構造部・その他木材素材に対して基準を設け、強度試験を繰り返しています。



 


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 ■座り心地研究について


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カタログなどについているこのマーク、ご覧になったことがあるでしょうか?


こちらはエルゴノミクス(=人間工学)に基づき、


独自に定めた7つの項目全てにおいて、適正な基準値を保っていると


認められたものにだけ付けられる認定マークです。


 


椅子類を選ぶポイント=機能・価格・耐久性・デザインなどの中に


座り心地も重要なひとつとなっています。


なかなか判断し辛いこの座り心地ですが、このEISの認定マークを


判断材料のひとつとしていただけるのではないでしょうか。


 


奥が深いこの「EIS」、カリモクのホームページ内に詳細が


説明されていますので、ご興味がありましたらぜひ! → 


 


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15回に渡り、家具についての基礎知識をご紹介させて


いただきましたが、いかがでしたでしょうか?


 


お話ししてきた内容は、新入社員の時に必ず講義を受けるもの


(をギュッと凝縮したもの)なのですが、こうしてまとめてみると


記憶が少し曖昧だったりする箇所もあって、


改めて思い出し、とても勉強になり楽しい作業でした。


家具は、木工・塗装・布・革・デザイン・座り心地・・・と


語れるモノが多い分、奥も深いなぁと感じています。


 


さて次回からは、インテリア全般についてご紹介したいと思っています。


更新頻度が少しゆっくりになるかもしれませんが


ぜひ覗いてみてくださいね。


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