家具・インテリアの基礎知識・・・家具配置の話 その2

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


先回は、家具を配置する上でベースとなる人体寸法や


動作寸法についてご紹介しました。


 


今日は、ダイニングゾーンの家具配置について


詳しく見ていこうと思います。


 


====================


 ■ダイニング周りの動作寸法


====================


キッチンからダイニングテーブルにかけて、


人がどのように動き、どれくらいの寸法を必要とするかご紹介します。


 



大事な部分をまとめてみました。


導線(動線)という言葉を聞かれたことがあると思いますが


生活する上で人がどのように動くかを想定し、


それに必要な空間(動作空間)を確認しながら


モノの配置、モノの大きさを決めていくことが大事です。


 


====================


 ■ダイニングを選ぶためのポイント


====================


配置以外のポイントもお話しします。


 



テーブルのサイズを選ばれる際に、


よく「このサイズで大きさは大丈夫ですか?」と聞かれますが


これも、動作空間で説明できます。


上記の図の通り、ひとりが食事に使うスペースは


横60センチ、縦40センチと言われています。


120センチ×80センチ以上であれば


4人掛けとしてお使いいただける、ということになります。


食事以外にも使ったり(リモートワークの際のデスク代わりに使用するなど)


来客が多いご家庭などは、もう少し大きい方がいいですね。


 


また、差尺もテーブルと椅子を選ぶ際のポイントになります。


テーブルと椅子の座面の関係を表す言葉ですが、


この間隔が大きくても小さくても身体に負担をかけることに


なりますので、実際に椅子に掛けて確認いただくことをお勧めします。


体格の違いがあるご家族なども、解決策をご紹介できるかもしれませんので


一度ショールームでご相談してみてくださいね。


 


今日は、ダイニングの配置や選び方についてご紹介しました。


次回はリビングルームについて、です。


一覧に戻る