華やかなテーブルウエアの世界
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
毎年楽しみにしている《テーブルウエアフェスティバル》、
今年も東京ドームに見学に行ってきました。
会場に入るとまず出迎えてくれるのが、イタリアの食器たちです。
■美食の国イタリア~Life with design~
イタリアの食器といえば「リチャード・ジノリ」。
こちらはジオポンティのデザインをアレンジして生まれた
「アウレア」というシリーズです。
なんだろ・・・どうしても背景に目が行ってしまう。
(ジオポンティらしい?モノクロームのストライプが強くてカッコイイです)
こちらは、今回のテーブルウエアフェスティバルの表紙を飾っている
ジノリの「オリエンテ・イタリアーノ」。
カーネーションがモチーフになっています。
色鮮やかなこちらは「トスカーナ陶器」。
七宝焼きのように顔料を盛り付けて焼成するリリエーボ焼きという
技術でつくられているそうです。
まだ若いブランド「バーチミラノ」。
普段使い出来そうな優しい雰囲気ですね。
このフリルのついたナプキン、ほかでも使われていて気になりました。
(BORGOというブランドのモノです)
ステンドグラスみたい!と思ったこちらは「マリオルカ・ジウスティ」というブランド。
なんと、ガラスではなくアクリルなんです。ビックリ!!
ほかにもヴェネツィアガラスなど、ガラス製品のブランドも
多く展示されていました。
■美しきジャポニズム ~和と洋のハーモニー~
こちらの企画展も、オモシロカッタ!
オリエンタルな洋食器による和のしつらえ・・・
参考になりました。
フランス「ベルナルド」の「プラヤナ」というシリーズ。
日本家屋を思わせる背景の造作が、より一層和を強調していますね。
こちらはハンガリーの「ヘレンド」。
こちらの「アポニーグリーン」というシリーズは、柿右衛門からイメージを受けているそう。
そしてこの重箱は今年の新作だとのこと。
このほかにも、日本を含め東洋から影響を受けたであろうデザインの食器が
紹介されていました。
■テーブルセッティングによる食空間提案
各界の著名人による個性豊かなテーブルセッティング。
7空間展示されていましたが、その中から2つほどご紹介します。
こちらは、黒柳徹子さん(とすぐわかりますね)とビーズ刺繍作家の田川啓二さん。
「オリンピックを鑑賞しながら楽しむホームパーティ」をイメージ。
カラフルなパーティグッズたち。
チケットがランナー代わりというのも、面白いアイデアでした。
もう一つ、こちらは小倉優子さんの作品、テラスガーデンでのテーブルコーディネート。
親しみやすさと可愛らしい色づかいが、小倉さんラシイですね。
そのほか、気になったモノをノリタケさんのブースからいくつか。
神戸のファッションブランド「チェスティ」とのコラボ商品。
お花や鳥モチーフがとにかく可愛らしい・・・
ナプキンをリボン風に結んじゃうアイデアも、挑戦してみたいな。
こちらは、唐紙で有名な「雲母唐長」さんとのコラボ商品。
天平大雲(左)と角つなぎという、代々受け継がれたおめでたい柄が
引き出物などでよく使われるのだそうです。
■テーブルウエア大賞
最後は、優しい食空間コンテストの作品です。
それぞれ、大賞などの賞を取られた方のモノ。
和テイストのモノとブルーの色づかいが、とにかく多かったです。
テーブルコーディネートの作品も、トレンドがありますね。
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テーブルウエアフェスティバル2020
~暮らしを彩る器展~
東京ドーム
2020年2月2日~2月10日