家具・インテリアの基礎知識・・・家具配置の話 その1
こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。
先日までは家具そのものについてのご紹介をしてきましたが、
今回からはインテリア全般についてのお話しをしたいと思います。
早速今日は、家具配置(レイアウト)について。
まずは配置を検討する上で考えるためのベースになっているモノ
をご紹介します。
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■人体寸法とは?
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いま、ソーシャルディスタンス(社会的距離)という言葉を聞かない日はありませんが、
この、ソーシャルディスタンス=約2メートルを測るのに
お互いが両手を広げて手が触れない距離をあけるように・・・とお聞きになったことが
あるかと思います。これが「人体寸法」です。
両手を広げた指の先から指の先までは、その人の身長に等しいと言われています。
例えば伸長が170センチの方だったら、両手を広げると約170センチ・・・
メジャーで測らなくてもおおよその寸法はわかりますよね。
この後にご紹介する動作空間などを考える上で、この人体寸法が役立ちます。
下記に一例をご紹介します。(身長160センチの方の例)
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■動作寸法とは?
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食器棚から食器を取り出す、
キッチンからダイニングテーブルまでトレイを持って移動する、
椅子に座ってくつろいだり食事をする、
収納の引出しをあける、
など、日常生活を送る上で、人は様々な姿勢や動作を行います。
こういった動作に必要な縦(高さ方向)と横(水平方向)の寸法を
組み合せたものを動作寸法(空間)と呼びます。
下記に一例をご紹介します。
家具のサイズだけでなく、この動作寸法(空間)や導線などを考慮しながら
家具配置を考えると、使いやすい・暮らしやすいインテリアになります。
次回は、ダイニングやリビングを具体的に見ていこうと思います。